私がNozbeからToodledoに移行した理由 ~Toodledoのアキレス腱~

 

Nozbeの逆襲

Nozbeの逆襲

 

私の愛しいアップルパイへ

 

前回の記事ではNozbeに対してToodledoがいかに多機能であるか、多様であるか、柔軟であるかを説きました。

 

そして、私は五七五調のリズムに乗せて、実に的確にNozbeの弱みと強みを同時に表現しました。

 

Nozbeは、良くも悪くも GTD

 

であると。

 

 

さて、その間Nozbeは一体何をしていたのでしょうか。肩をすぼめてただ突っ立っていたのでしょうか。

 

いえ、違います。Nozbeは月明かりの無い農場に佇む雌牛のケツの穴の中よりも暗い闇の中で、ジッと待っていたのです。

 

蚊の様に狡猾に狙っていたのです。反撃のチャンスを。

 

 

という事で、今回は打って変わってNozbeの優れた点をお教えしましょう。前回の記事では完璧に思えたToodledoにもアキレス腱があったのです。

 

 

「昨日?そんな過去の事は覚えちゃいないよ」なんていうあなたは、もう一度第一弾から読み直してみましょう。

私がNozbeからToodledoに移行した理由

私がNozbeからToodledoに移行した理由 ~Toodledoで出来る事~

 

 

≪Nozbeから移行した動機≫

 

私がNozbeからToodledoへ移行した理由は極めて単純です。

 

それはGTDの範囲を超えて、タスクを管理しようと思ったからです。

 

それは大きく以下の二つに集約されます。

 

1.プロジェクトの上にもう1階層必要とした

2.1日の見通しを立てようとした

 

GTDの役割は“次の行動”リストを作成する所までです。

 

状況(=コンテキスト)さえ整えばいつでも着手できるという最も純度の高い”次の行動”リストを抽出する事が目的なのです。

 

そして”次の行動”をどう組み立て、どの順番で実行に移すか、その結果をどうフィードバックするかといった事は明確には定義されていません。

 

よって、GTDの範囲外である上述の2つの要素を組み込もうとしてもNozbeでスマートに対応する事はできません。

 

Nozbeは、良くも悪くも GTD

 

なのですから。

 

それらはToodledoであれば確実に実現できます。求めている以上に実現できます。しかし、同時にそこにはToodledoのアキレス腱が存在するのです。

 

 

≪Toodledoへの苦手意識≫

 

“3階層での管理”、”複合条件”、”並べ替え”、”柔軟なリピート機能”。

 

私が望んでいた機能はToodledoへの移行で全て手に入れました。それらはまったく想像以上に優れた機能でした。

 

加えて”優先度”や”ゴール”の設定なども可能です。不要なら画面から取っ払う事も可能です。
 

ここまであらゆるケースを想定し尽くしたツールを私は他に知りません。

 

それでも尚Toodledoに対して多くの人が苦手意識を持つのはなぜでしょうか。

 

画面が素っ気無いから?

言語が英語だから?

直感的な操作が出来ないから?

 

そのどれも決定的な原因には成り得ません。私の考えが正しければ、もっと根本的な部分にその原因があります。

 

 

≪Toodledoのアキレス腱≫

 

多くの人に苦手意識を抱かせる、Toodledoのアキレス腱とはいったい何でしょうか?

 

私がToodledoを使い始め、新しく手にした機能に対する新鮮さを失った頃、一つの得体の知れない不安が襲い始めました。

 

なんとも表現しようの無い、悶々とした感情が私の心の大事な部分に生まれました。Nozbeを使っていた頃には無かった感情。

 

それは“リストに対する不信感”でした。

 

私が見ているこのリストは、本当にヌケ・モレが無いのだろうか?という疑問が拭えなかったのです。

 

属性、階層、検索条件、並び替え、これらを複雑に駆使して抽出されたリストは、本当に今私が見たいリストの全量になっているだろうか?

 

ただの一つもリストにあるべきタスクは抜け落ちて無いだろうか?

 

 

この質問に胸を張って答えるには努力が必要です。そして、この質問に答えられるかどうかは本質的な意味を持ちます。答えられなければ、この不信感はあなたの心のメモリを確実に消費し続けるからです。

 

そして、今ある”次の行動”リストに何の疑問も抱かない、GTD的に言えば“水のように澄み渡った状態”を得る事は不可能になります。

 

 

自分に必要なデータ構造を定義し、属性に入れるべき値とその意味を定義し、それらを適切に抽出する検索条件を設計する。

 

これこそToodledoに苦手意識を抱かせる最初のハードルだと私は思います。

 

 

さて、Nozbeの場合、この問題を解決する方法はずっとシンプルでずっとスマートです。

 

なぜなら“Nozbeは、良くも悪くも GTD”だからです。

 

つまり、純度の高い“次の行動”リストはNozbeに確実に預けておき、それ以上の、例えば一日の行動などは別のツールに任せましょう(例えばTaskChute!!!)。

 

 

≪NozbeとToodledoの選定ポイント≫

 

今までの話を簡単にまとめましょう。

 

まずGTD実践という観点に立てば、どちらのツールを選んでも差し支え有りません。あなたの直感と霊感に頼りましょう。

 

Nozbeはシンプルで洗練されていて扱いやすい作りが魅力です。

 

まるでポール・ニューマン

まるでポール・ニューマン

 

対してToodledoは、見た目は少々無骨ですが、細かな所まで行き届いた圧倒的な多機能性が魅力です。

 

まるでスティーヴ・マックイーン

まるでスティーヴ・マックイーン

 

そしてGTDを超えて、さらに高い管理レベルを求める場合には少々工夫が必要です。

 

例えば以下の様なレベルです。

 

・管理すべきタスクが80~100を超えた場合

・一日のスケジュールを分単位で管理したい場合

・2階層以上の管理が必要な場合

 

この場合、Nozbeを使っているのであれば、素直に一日のスケジュールを管理する為の別のツール(例えばTaskChute!!!)を使いましょう。

 

これによってあの最も貴重な”次の行動”リストを確保したまま、スマートに次のステップに行く事ができます。

 

 

Toodledoを使っている場合は、自分の行動をしっかり分析し、属性に入れるべき値、サブタスクの使い方、重要度やゴールの使い方、最適な検索条件などについてじっくり悩みましょう。

 

これは少々努力が必要ですが、一つのツールで全てができる快感にあなたは心底満足するでしょう。

 

この点においては、Toodledo界を牽引する二名の匠による解説が何よりも役に立つはずです。

 

貴下の従順なる下僕 松崎より

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